ギンジ(夢幻P)

線香花火/ギンジ

線香花火がちりちらり 夏の残り香を振り撒いて
「僕は君を」と問いかけた 横顔がふっと消え落ちる

夏も終わりの夕暮れは 祭囃子がにぎやかで
もしも誰かに見られたら それがとっても恥ずかしい
赤い浴衣はおさがりで あなた似合うと言ったけど
下駄の鼻緒が食い込んで 歩きづらくて進めない

どうしてどうして急いでいるの ここに私を置いていかないで
なんでもなんでもあなたの事は わかっているって思ってた

線香花火がちりちらり 夏の残り香を振り撒いて
祭囃子が 聞こえてる あなたの声が遠くなる
線香花火よ消えないで ふたりの顔を映し出して
笑顔にはまだなれないけど 今はもう少しこのままで

「いつか遠くへ行きたい」と 夢を見る様に言ったけど
とても聞くのが辛かった 私一緒じゃないんだね

「どんなにどんなに離れていても忘れないよ」とあなたは言うけれど
嫌だよ嫌だよ私あなたの 想い出なんかになるなんて

線香花火がちりちらり 夏の残り香を振り撒いて
「僕は君を」と問いかけた 横顔がふっと消え落ちる

線香花火がちりちらり 白い煙が渦を巻いて
二人の肩をすり抜けて 消えていったよ星空に
線香花火がちりちらり 恋はこんなにも切なくて
夏の祭りの人の波 時と一緒に流される

ギンジさんのNoteはこちら↓

https://note.mu/3275ginji

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