奈都魅

第六天魔王 (NewAgeⅤ)

嗚呼 紅天の下 弔いの黄泉路を逝く
疾風の様に過ぎる 我が運命よ
戦刻咲乱 己が夢乗せ舞い散る
哀悼の歌響く独奏

巡刻の中に迷う魂よ 夢幻の回路に住まう亡者よ
成かばれぬ命とは 償いの鎖に縛られ
重ね続けてきた 虚の空繰

千秋の歴史も 一夜に覆す 慈悲も慈愛も 全て焼き尽くして
狂おしい雷舞も 五月雨と共に 殲紅を敷く天下布武 第六天魔王

嗚呼 紅葉の中 燃える艶葉を重ねる
華火の様に散らす 我が運命よ
戦国椛 己が夢乗せ燃えゆく
彷徨いの詩を詠む恋心

"人間五十年 下天の内を比ぶれば 夢幻の如く也"

巡刻の中に震う魂よ 夢幻の謀りに縋る亡者よ
成かばれた命など 抗いの剣突き立て
止め処無く溢れた 偽の空繰

"一度生を得て 滅せぬもののあるべきか"

千年の約束も 一夜に覆る 雪も氷も 全て妬き溶かして
燃え上がる紅衣も 濡された儘に
殲光放つ天下無双 暁の覇王
千秋の歴史も 一夜に覆す 慈仏も慈神も 全て殺き尽くして
狂おしい炎舞も 本能の儘に
殲紅を敷く天下布武 第六天魔王

瞬火終討/奈都魅 (NewAgeⅣ)

薄紅色の香る宵の月 蒼い雫交わした酔いの月 
その瞳には燃ゆる言の葉を 愛しさを抱く事も忘れて

遠き夢の跡 儚く脆く紅く 千の魂散る 猛き火花咲かせて

終焉を目指す 遥か白銀の路 辿り着いた先も まだ縛られて
夢に燃えて咲けど 霞む金色の花 私を灯して ただ紅々と

春爛漫の照らす宵の月 落ちる涙交わした酔桜
その瞳には昇る言霊を 現世を愁う事も忘れて

臨む夢の前 激しく高く蒼く 千の魂舞う 紅蓮の花散らせて

終焉に続く遥か白銀の路 果てる事も無くただ永遠に
愛に燃えて咲けど 滲む金色の花 貴方を灯して ただ蒼々と

春に香りて 夏に炎と成り燃え 秋に紅く染まれば 冬に散りゆく
終焉に続く遥か白銀の路 果てる事も無くただ永遠に
恋に焼けて咲けど滲む金色の花 二人を燃やしてただ紅々と
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