人間どっく

歩道橋の上から/人間どっく

履き違えた 慈しみが欲しくて 対価を支払って 手に入れたものは

虚しくなって それでも繰り返して 何もかもが見えなくなっていた そんな日々は

侘しさと憂鬱に乾き 惰弱に溶けた水 飲み乾した

嘘みたいな朝を 何度でも 何度でも 迎えたいと 願っていたんだ
歩道橋の上から 君を見下ろしている そんな夢ばかり見てる

鉄格子から伝う冷たい感触 劣情に塗れた肢体を剥いで プラスマイナスで測れない動機
春の匂いにつられて 思い出す 色味は増すばかり。 くらくら

汚い部屋の中から 何度でも 何度でも 振り払えど 思い出していた
鉄格子の外から 君は見下している そんな夢に魘されて
 
嘘みたいな朝を 何度でも 何度でも 迎えたいと 願っていたんだ
歩道橋の上から 君は見下ろしていた そんな夢ばかり見てる
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