茸きのこ

星の物語/茸きのこ

それは現実か妄想か 無数の星が降る夜だ
汗ばむ手を握りながら 目指した丘の上頂上へ
君がくれた望遠鏡 両手で抱えて急いでいた
あの頃君と見た光景を 思い出すために

今僕が生きている理由も 君が消えてしまった理由も
なにもかもを忘れたまま ただ身体だけ大きくなった
この記憶は昔のまんま それ以外思い出せないけど
脳裏に浮かぶは満点の星 期待に震わせ森を抜けた

星座表からは見えない景色が そこにはあったんだ
その光景は壮大で 煌びやかな世界だった
上昇する拍数と体温 僕は今ここにいる
昔の僕とその記憶に 伝えていけたらいいな

2人で歩いた星の下 静謐な空気と真っ暗な夜の匂い
古いベンチが妙に心地よく たくさんの時間を共に過ごしたね
夢見たいな時間だった ずっと続くと思っていた
空に輝く星のように いつまでも隣にいたかった

無情にも過ぎて行く時間は どうしてこうも残酷に
僕と君の僅かな記憶も 引き裂いて失くしてしまうのか
夢見たいな日常だった ずっと続くと思っていた
思い出すのは満天の星 期待に震わせ森を抜けた

星座表からは見えない景色が そこにはあったんだ
その光景は壮大で 煌びやかな世界だった
上昇する拍数と体温 僕はずっとここにいるから
今の僕とその記憶に 伝えていけたらいいな

この星の物語を 伝えていけたらいいな
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