たまを

Paradiso/たまを

目覚めた意識が眩しさに吸い込まれていく 光が視界を犯すように白で染める

授かったリンゴから甘い匂いが立ち込める あぁ、引き裂いた思いが突き刺さるように伝わる
さみしさが生まれて

離れた手が忘れられず 何度も何度も記憶を手繰るように
焦がれた過去の自分に哀愁を感じて 最後の食事をするように静かに馳せる

過ぎ去った灯が瞬くように輝いて あぁ、蔑んだ思いがノイズのように騒めいて
引きずり込まれていく

伸ばした手に絡み着いた悪意が妬みが 魂までも染めてしまう前に
透かした光を照らすように映す

(Salus animae in…)

繋いだ手を思い出した小さな小さな 温かい手を
生きた証明さえ確かな希望に縋るしかないから

ah… ha ah….
PAGE TOP